Japanese
English
特集 在宅透析
腹膜透析
日本腹膜透析医学会認定医・連携認定医と診療報酬
Board certified and affiliated physicians with the Japanese Society for Peritoneal Dialysis and reimbursement
土谷 健
1
,
川口 祐輝
1
TSUCHIYA Ken
1
,
KAWAGUCHI Yuki
1
1東京女子医科大学血液浄化療法科
キーワード:
医療費
,
腎移植
,
腎代替療法
,
腎代替療法専門指導士
,
訪問看護
Keyword:
医療費
,
腎移植
,
腎代替療法
,
腎代替療法専門指導士
,
訪問看護
pp.460-466
発行日 2024年4月25日
Published Date 2024/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000001268
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
わが国では腎代替療法の3つの治療のうち,血液透析の占める割合が圧倒的に大きく,治療選択に極端な偏りが生じている。そんななか,末期腎不全患者の高齢化が進み,既存の枠組みだけで対処することが医療的,社会的にも徐々に難しくなってきている。加えて,持続可能な社会を実現するためには,医療経済を考慮する必要があり,透析医療費の抑制も課題である。今回,診療報酬の観点から,腎代替療法の多様性と,そのなかで在宅医療である腹膜透析の現状と今後のあり方について概説する。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.