特集 腎不全に携わる看護職のキャリアを考える
6.慢性腎臓病療養指導看護師のキャリア形成と活躍―慢性腎臓病療養指導看護師の活動の現状と課題
山口 洋子
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1本村内科医院・慢性腎臓病療養指導看護師/腎代替療法専門指導士
キーワード:
ネットワーク
,
実践の学びと交流
,
モチベーション維持
Keyword:
ネットワーク
,
実践の学びと交流
,
モチベーション維持
pp.1407-1410
発行日 2022年10月10日
Published Date 2022/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002328
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慢性腎臓病療養指導看護師(CKDLN)の活動は,所属施設内での実践的モデルを示し医療チームのリーダーシップを発揮するだけでなく,地域での慢性腎臓病看護の質向上に取り組むことが求められる.CKDLNの活動には,個人だけではなく,地域での活動のためネットワークの構築が必要になる.九州・沖縄地区のCKDLN地区代表として,福岡市から福岡県そして九州へとネットワークを拡げ,九州CKD看護研究会設立に至った経緯を紹介する.慢性腎臓病に関わる看護師の実践の学びと交流の場,そして患者も参加して構成する九州CKD看護研究会の活動は,CKDLNのキャリア形成につながると考える.また,CKDLNが活動を継続するには,ネットワークの構築と,モチベーション維持が重要である.
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