特集 透析看護分野の看護師の認定・研修制度と社会から求められるもの
5.実践報告(3)慢性腎臓病療養指導看護師の役割と実践
高橋 妙子
1
1佐藤循環器科内科・看護師
キーワード:
慢性腎臓病療養指導看護師
,
チーム医療
,
個別的ケア
,
高齢化
Keyword:
慢性腎臓病療養指導看護師
,
チーム医療
,
個別的ケア
,
高齢化
pp.281-286
発行日 2021年3月10日
Published Date 2021/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001653
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日本腎不全看護学会は,学会認定の資格制度を開始すべく1998年に発足した.2003年には第1回の透析療法指導看護師(現慢性腎臓病療養指導看護師;CKDLN)91名が誕生し,その後17年が経過した2020年には総数1,967名が資格を取得し,1,149名が5年ごとの更新を繰り返しながら,全国の病院や教育現場・クリニック・介護施設・在宅と幅広い看護分野で活躍中である.筆者は第1回のCKDLNを取得し,透析専門クリニックを中心とする法人グループに勤務し看護に関わる総合的管理業務を実施している.本稿では,透析室でのCKDLNの役割と医療チームとしての活動内容,介護スタッフへの支援やCKDLNとしての院外活動など,臨床現場における実践活動について述べる.
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