特集 腎不全に携わる看護職のキャリアを考える
5.認定看護師のキャリア形成と活躍―透析看護認定看護師の活動の現状と課題
德田 勝哉
1,2
1日本臨床腎臓病看護研究会理事長
2原三信病院・看護師
キーワード:
臨床教育
,
共存共栄
,
生活目標
Keyword:
臨床教育
,
共存共栄
,
生活目標
pp.1401-1405
発行日 2022年10月10日
Published Date 2022/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002327
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現在,日本看護協会が認定する制度は特定行為研修を含む腎不全看護特定認定看護師となっている.これまでの透析看護認定看護師は,特定行為研修を受講し審査に合格できれば移行できる.時代のニーズからすれば必要なことであり,これまでの貴重な経験・知識・技術を兼ね備えた実績のある現在の透析看護認定看護師が資格を移行することは非常に社会的にも価値があるため推進していきたい.また透析看護の認定制度ができて18年が経過し,透析看護認定看護師個人・団体としても次のフェーズに移行する時期にきている.そのために腎不全看護に携わるすべての者とさらなる共存共栄を図り,そして臨床教育により一層勤しむことで質の高い腎不全看護を広げることがわれわれの責務である.
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