特集 バスキュラーアクセス-作製・管理・修復の基本方針 2nd Edtion
第5章 穿刺法と管理の実際 2 穿刺管理
高橋 孝幸
1
,
前波 輝彦
1
1あさお会あさおクリニック
キーワード:
AVF
,
AVG
,
表在化動脈
,
超音波下穿刺,
,
穿刺痛
Keyword:
AVF
,
AVG
,
表在化動脈
,
超音波下穿刺,
,
穿刺痛
pp.803-811
発行日 2022年7月10日
Published Date 2022/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002200
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・VA穿刺の前には,必ず理学所見でVAを評価する.シャントトラブルスコアリングも有用である.
・AVFの吻合部近傍への穿刺や同一部位への頻回穿刺を避け,広い範囲を使用するよう心掛ける.
・AVGは「線で刺さずに点で刺す」ことを意識して瘤形成しないように注意する.
・AVGの感染は敗血症に至りやすく非常に危険であるため,直ちに専門施設へ紹介する.
・穿刺困難例や表在化動脈穿刺では,超音波ガイド下での穿刺を推奨する.
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