特集 予後改善を目指した透析医療
6.良好なバスキュラーアクセスはこのように維持する
久木田 和丘
1
,
佐藤 正法
1
,
土橋 誠一郎
1
,
服部 優宏
1
,
飯田 潤一
1
,
米川 元樹
1
1北楡会札幌北楡病院外科
キーワード:
VA
,
AVF
,
AVG
,
動脈表在化
,
カフ型カテーテル
Keyword:
VA
,
AVF
,
AVG
,
動脈表在化
,
カフ型カテーテル
pp.1099-1104
発行日 2017年7月10日
Published Date 2017/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000134
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
安定した血液透析を行うためには良好なバスキュラーアクセス(VA)の作製と維持が必要である.VA の選択は良好な開存率と合併症の少なさから自己血管を用いた動静脈瘻(AVF)が第一選択とされる.それが不可能な場合,人工血管を用いた動静脈瘻(AVG),動脈表在化,カフ型カテーテルがVA として用いられる.良好なVA を維持するためには感染をはじめとした合併症を未然に防ぐこと,また早期の発見と対処が必要である.
Copyright © 2017, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.