特集 バスキュラーアクセス-作製・管理・修復の基本方針 2nd Edtion
第5章 穿刺法と管理の実際 4 エコー下穿刺の実際と問題点
佐藤 純彦
1
,
佐久間 宏冶
2
,
内海 展子
2
,
川鍋 雄司
2
,
本庄 美恵子
3
,
石塚 俊治
1
1医療法人社団クレドさとうクリニック
2医療法人社団クレドさとうクリニック 臨床工学技士
3医療法人社団クレドさとうクリニック 看護師
キーワード:
血液透析
,
バスキュラーアクセストラブル
,
穿刺
,
エコー下穿刺
,
長軸法
Keyword:
血液透析
,
バスキュラーアクセストラブル
,
穿刺
,
エコー下穿刺
,
長軸法
pp.820-828
発行日 2022年7月10日
Published Date 2022/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002202
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・高齢化や糖尿病性腎症など血管が荒廃し穿刺困難な症例が増加しており,エコー下穿刺の有用性も増している.
・長軸法,短軸法を上手く組み合わせた安全,確実な穿刺が,VA長期使用に際して重要である.
・VAトラブル(閉塞や狭窄などの血流不全)に際しても,エコー下穿刺により脱血・返血が可能な場合も多い.
・エコー下穿刺により穿刺技術や想像力の向上が図られるが,エコーに頼りすぎず自分の「手」に自信をもつよう心がけたい.
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