特集 透析医療システムの将来と医師の働き方改革
5.透析医療の効率化デザイン(1)日本透析医学会統計調査と医療の効率化
土谷 健
1
,
川口 祐輝
1
1東京女子医科大学血液浄化療法科
キーワード:
データベース
,
断面調査
,
WADDAシステム
Keyword:
データベース
,
断面調査
,
WADDAシステム
pp.1513-1519
発行日 2021年12月10日
Published Date 2021/12/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001984
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日本透析医学会統計調査(JRDR)は,基本的に透析患者の全症例登録であり,年1回の断面調査から透析人口のコホート追跡調査が可能な世界的にも誇るデータベースである.それをもとに透析医療の方向性を指示する客観的な情報となっており,また多くの業績が報告されている.ただし,データ収集が各施設からの非営利的な,人の手を介した協力のもとに成り立っていることは重要で,そのデータは等しく公平に会員が利用し,ひいてはその成果が患者,スタッフに還元されるべきものである.
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