Japanese
English
特集 腎疾患における臨床研究の進歩
【国内データベースの活用】
日本透析医学会統計調査(JRDR)
Japanese Society for Dialysis Therapy Renal Data Registry(JRDR)
花房 規男
1
HANAFUSA Norio
1
1東京女子医科大学 腎臓病総合医療センター 血液浄化療法科
キーワード:
記述統計
,
公募研究
,
予後解析
,
WADDAシステム
Keyword:
記述統計
,
公募研究
,
予後解析
,
WADDAシステム
pp.414-418
発行日 2022年9月25日
Published Date 2022/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000301
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Ⅰ 日本透析医学会統計調査(JRDR)の歴史と特色
わが国では,1963年にはじめて血液透析が行われたが,その3年後である1966年12月に,わが国の血液透析治療の実態調査が行われている。さらにその2年後,1968年3月に日本透析医学会の前身の人工透析研究会が,施設単位の調査を開始した。1983年からは患者調査が開始され,現在に至っている。当初の紙媒体でのデータ収集から,1994年からはフロッピーディスク,2008年からは現在のUSBメモリと,調査の方法こそ変遷はあれ,調査の内容・項目については,大きな変化なく現在に至っており,調査手法の継続性という観点でも世界に例をみないレジストリである。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.