特集 CKD・透析患者の最近の知見による体液管理
5.体液状態の評価・測定法(5)23Na―MRIによる組織Na濃度評価法
森 建文
1
1東北医科薬科大学内科学第三(腎臓内分泌内科)教室
キーワード:
組織Na濃度
,
糖鎖
,
レニン・アンジオテンシン系
,
Na+―K−ATPase
Keyword:
組織Na濃度
,
糖鎖
,
レニン・アンジオテンシン系
,
Na+―K−ATPase
pp.1154-1158
発行日 2021年9月10日
Published Date 2021/9/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001893
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組織内のNa濃度は血中のNa濃度と異なり調節されている.組織内Na濃度を評価することにより局所のみならず,全身の病態を評価できる.23Na―MRIは組織内のNa量を評価できる方法であるが,未だ普及には至っていない.今後の23Na―MRIの研究と臨床応用が期待されている.
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