特集 透析看護分野の看護師の認定・研修制度と社会から求められるもの
4.認定・研修制度の目指すもの(3)学会認定看護師教育の現状と展望
阿部 利恵
1
,
三村 洋美
2
1日本腎不全看護学会認定委員会/日本看護キャリア開発センター
2昭和大学保健医療学研究科
キーワード:
透析療法指導看護師
,
慢性腎臓病療養指導看護師
,
慢性腎臓病看護
,
透析看護
Keyword:
透析療法指導看護師
,
慢性腎臓病療養指導看護師
,
慢性腎臓病看護
,
透析看護
pp.249-254
発行日 2021年3月10日
Published Date 2021/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001648
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6学会が合同認定している資格制度である慢性腎臓病療養指導看護師(DLN)の教育の現状と課題をもとに今後の展望について論じる.透析療法指導看護師として開始され,17年が経過し略称もDLNからCKDLNへと変更された.初期には,年1回の研修・セミナー開催であったが,7種類の研修・セミナーの開催を行った時期もあり,時代によって形を変えながら,より専門性の高い教育プログラムの作成を行ってきた.今後は,実践知を形式知として事例報告にまとめ発信すること,高齢化や腎臓病の重症化という社会の状況に対応する能力の開発が必要である.教育方略も社会情勢に合わせた方法で行っていけるように変化することが必要である.
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