特集 その人らしい生活を支える透析看護
2.担がん透析患者を支えるケア[事例1]がんを合併する患者への看護実践
井本 千秋
1
1近江八幡市立総合医療センター腎臓センター・透析看護認定看護師
キーワード:
担がん透析患者
,
その人らしさ
,
終末期
,
意思決定支援
Keyword:
担がん透析患者
,
その人らしさ
,
終末期
,
意思決定支援
pp.1359-1364
発行日 2019年10月10日
Published Date 2019/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001076
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がんを合併する透析患者には最期までその人らしい生き方ができるよう支援することが透析看護師の役割である.その際,患者にとっては透析治療が生活の一部になっているため,透析をいつまで継続するかという意思決定支援にも関わることになる.そして,透析看護師は多職種と連携して全身管理,疼痛コントロールを行いながら,終末期の生き方をコーディネートし,生活面や精神面を支援する.週3 回患者に関わることができる透析看護師は,患者の思いを尊重し,最期まで寄り添う看護を提供することができる.
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