特集 慢性腎臓病の看護実践をリフレクションする
3.実践報告(6) 腹膜透析患者の看護:導入期看護―若年CKD 患者の腹膜透析導入時の家族調整を含めた看護実践のリフレクション
佐藤 今子
1
,
阿部 雅紀
2
1日本大学医学部附属板橋病院看護部・慢性疾患看護専門看護師
2日本大学医学部腎臓高血圧内分泌内科
キーワード:
腹膜透析
,
移行期
,
shared decision making
,
リフレクション
,
腎代替療法
Keyword:
腹膜透析
,
移行期
,
shared decision making
,
リフレクション
,
腎代替療法
pp.297-302
発行日 2019年3月10日
Published Date 2019/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000829
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小児期にIgA 腎症と診断され,進学,就職の後8 年間の受診中断をしていた30 歳代,男性.発熱での受診を機に末期腎不全と診断され腹膜透析導入となった.その導入期において,本人の透析導入拒否の背景に母親に受診中断をしていたことを話せずにいる苦悩があったため,家族と調整をはかり,家族関係の再構築を行った症例を振り返る.
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