特集 2025年に向けた透析室のキュアとケア
7.2025 年に向けた在宅血液透析の普及(1)キュアの面から
森 典子
1
1静岡県立総合病院腎臓内科
キーワード:
在宅血液透析
,
2025 年問題
,
高齢者医療・介護
Keyword:
在宅血液透析
,
2025 年問題
,
高齢者医療・介護
pp.1459-1466
発行日 2018年11月10日
Published Date 2018/11/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000711
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超高齢社会を迎え,腎代替療法の在り方の見直しが必要となる.いうまでもなく在宅血液透析は医療的価値が高い腎代替療法であるが,現時点での普及率は低く,ごく限られた患者層で実践されているにすぎない.しかし,今後の経済的・人的資源が限られる腎代替医療において推奨される在宅医療の一つである.超高齢社会の中で在宅血液透析をより普及させるためには,高齢者が享受するための装置の開発,社会の仕組み,在宅血液透析の要件の見直しなどが必要である.
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