特集 2025年に向けた透析室のキュアとケア
6.2025 年に向けた腹膜透析のキュアとケア
森 建文
1
1東北医科薬科大学腎臓内分泌内科
キーワード:
腹膜透析
,
在宅医療
,
地域連携
,
訪問看護
Keyword:
腹膜透析
,
在宅医療
,
地域連携
,
訪問看護
pp.1451-1458
発行日 2018年11月10日
Published Date 2018/11/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000710
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腹膜透析は在宅ででき,緩徐な除水および溶質除去のために高齢者に負担が少ない透析方法である.在宅で行うため,多少の自己管理が必要であるが,介護者のアシストにより,自己管理ができない高齢者でも可能である.高齢者の透析導入が増えているが,腹膜透析は未だ十分に活用されていない.この理由として病院および介護施設スタッフの教育不足が挙げられる.腹膜透析は設備投資の不要な医療であり,医療スタッフの教育と支援する基幹病院があればどの非専門の医療・介護施設でも管理可能である.
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