特集 2025年に向けた透析室のキュアとケア
7.2025 年に向けた在宅血液透析の普及(2)ケアの面から
門嶋 洋子
1
,
宮下 美子
1
1新生会第一病院看護部
キーワード:
意思決定支援
,
HHD の継続
,
高齢者への指導方法の工夫
Keyword:
意思決定支援
,
HHD の継続
,
高齢者への指導方法の工夫
pp.1467-1474
発行日 2018年11月10日
Published Date 2018/11/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000712
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在宅血液透析(HHD)は通院透析に比べ,低い医療費と日常的に関わる医療者が少なくてすむ治療である.看護師は個々の患者・家族をホリスティックに捉え,細かな情報収集とともに想いや考えを引き出しアセスメントしている.アセスメント結果から患者・介助者に合ったプランを立案・実施し,安全で豊かなHHD 生活の実現につなげている.HHD に関わる看護師は高齢者の特徴を理解し,個々に応じた指導方法を工夫することで,HHD の実現を可能にする.患者・家族が高齢になりHHD 継続の検討が必要になったときには,対象に応じたケアを行うことが,安全なHHD の継続につながる.
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