症例による透析患者の画像診断
開腹胆囊摘出術後も腹膜透析を継続できた急性胆囊炎の1 例
倉橋 基祥
1
,
湯淺 美紗子
1
,
桑原 郁子
1
,
三浦 朗子
1
,
古閑 和生
1
,
原田 健司
1
,
金井 英俊
1
1小倉記念病院腎臓内科
キーワード:
腹膜透析
,
腹膜炎
,
胆囊炎
,
開腹手術
,
急性腹症
Keyword:
腹膜透析
,
腹膜炎
,
胆囊炎
,
開腹手術
,
急性腹症
pp.117-120
発行日 2018年1月10日
Published Date 2018/1/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000323
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腹膜透析(PD)関連腹膜炎の鑑別として,急性腹症などの腹腔内疾患は重要である.PD 患者は腹部手術後,創傷治癒遷延による透析液漏出や創感染によりPD を中止せざるをえないとされてきた.今回われわれは,PD 排液混濁で受診した急性胆囊炎にて,開腹術後もPD を継続できた1 例を経験したので報告する.
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