ケース・スタディ
急性腎障害をきたした慢性頭痛患者の1 例
渡辺 秀平
1
,
木村 浩
1
,
菅野 真理
1
,
田中 健一
1
,
林 義満
1
,
風間 順一郎
1
1福島県立医科大学腎臓高血圧内科
キーワード:
急性腎障害
,
尿細管間質性腎炎
,
エルゴタミン
,
慢性頭痛
Keyword:
急性腎障害
,
尿細管間質性腎炎
,
エルゴタミン
,
慢性頭痛
pp.111-116
発行日 2018年1月10日
Published Date 2018/1/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000322
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X 月中旬の夜間に一過性の意識消失,その後に頭痛,嘔気をきたし,ロキソプロフェン,クリアミン® 配合錠A(エルゴタミン+イソプロピルアンチピリン+無水カフェイン合剤)を内服した.直後より全身倦怠感を自覚し,翌日にA 病院を受診した.BUN 17.5 mg/dL,Cr 2.8 mg/dL と腎機能障害を認め,当院へ紹介され精査加療目的に入院した.
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