投稿論文 症例報告
鎮静下の脊髄くも膜下麻酔により脊髄性ミオクローヌスを発症したと考えられた1症例
肥田 誠治
1
,
鴨田 知明
1新潟県立十日町病院 麻酔科
キーワード:
Bupivacaine
,
下肢外傷
,
下腿
,
ミオクローヌス
,
骨折
,
髄内固定法
,
術中合併症
,
脊髄疾患
,
脊椎麻酔
,
肘関節
,
不随意運動
Keyword:
Anesthesia, Spinal
,
Fracture Fixation, Intramedullary
,
Spinal Cord Diseases
,
Leg
,
Leg Injuries
,
Intraoperative Complications
,
Myoclonus
,
Elbow Joint
,
Bupivacaine
,
Fractures, Bone
pp.1033-1036
発行日 2022年9月10日
Published Date 2022/9/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022285108
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95歳・女性の症例である。下腿骨骨折に対し観血的整復術を行うため脊髄くも膜下麻酔を施行した。その後、鎮静中に上肢のミオクローヌス様の動きを認めた。手術終了後、覚醒に伴い症状は後遺症なく消失した。臨床所見から、脊髄くも膜下麻酔に伴う一過性ミオクローヌスと考えられた。
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