投稿論文 症例報告
前腕の動静脈奇形により観血的動脈圧が異常低値を示した1症例
竹林 玄太
1
,
北村 裕亮
,
水田 大介
,
中野 安耶子
,
黒田 ジュリオ健司
,
白神 豪太郎
1香川大学医学部附属病院 麻酔･ペインクリニック科
キーワード：
超音波診断
,
全身麻酔
,
前腕
,
動静脈奇形
,
大動脈瘤-腹部
,
人工血管移植
,
動脈圧
Keyword:
Arteriovenous Malformations
,
Anesthesia, General
,
Forearm
,
Aortic Aneurysm, Abdominal
,
Ultrasonography
,
Blood Vessel Prosthesis Implantation
,
Arterial Pressure
pp.1103-1106
発行日 2021年10月10日
Published Date 2021/10/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022003880
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穿刺部の動静脈奇形(arteriovenous malformation:AVM)のために、観血的動脈圧(arterial blood pressure:ABP)が異常低値を示した症例を経験した。症状や外見上の異常はなく、穿刺前にAVMの存在を認識するのはきわめて困難であった。非侵襲的血圧と比較してABPが著しい低値を示したとき、AVMが存在する可能性があり、エコー検査で診断が可能である。
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