投稿論文 症例報告
下顎骨延長術により挿管困難が改善されたトリーチャ・コリンズ症候群に対する2回の全身麻酔経験
越智 香織
1
,
井上 一由
,
五反田 倫子
,
熊代 美香
,
高橋 裕明
,
平崎 盟人
1香川県立中央病院 麻酔科
キーワード:
下顎顔面異骨症
,
下顎骨
,
顎後退症
,
喉頭鏡法
,
骨延長法
,
小顎症
,
全身麻酔
,
気管内挿管法
,
挿管困難症
,
電子内視鏡
Keyword:
Anesthesia, General
,
Bone Lengthening
,
Mandibulofacial Dysostosis
,
Micrognathism
,
Mandible
,
Laryngoscopy
,
Intubation, Intratracheal
,
Retrognathia
pp.609-612
発行日 2021年6月10日
Published Date 2021/6/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021256338
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症例は、18歳の男性である。幼少時にトリーチャ・コリンズ症候群と診断され、17歳時に下顎骨延長術、18歳時に延長器抜去術を施行した。1回目の手術はファイバースコープを用いた意識下挿管を、2回目は換気困難、挿管困難が改善され全身麻酔下にビデオ喉頭鏡を用いて挿管を行った。
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