投稿論文 症例報告
術前診察では予期できなかった気道確保困難に対してMcGRATHTM MAC併用の気管支ファイバースコープガイド下挿管が有用であった1症例
小北 篤史
1
,
立花 俊祐
,
茶木 友浩
,
枝長 充隆
,
山蔭 道明
1札幌医科大学 医学部麻酔科学講座
キーワード:
気管支鏡法
,
喉頭鏡法
,
気管内挿管法
,
直腸腫瘍
,
挿管困難症
,
電子内視鏡
Keyword:
Laryngoscopy
,
Intubation, Intratracheal
,
Rectal Neoplasms
,
Bronchoscopy
pp.1196-1200
発行日 2022年11月10日
Published Date 2022/11/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2023016076
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術前気道評価では困難気道を予測する所見を認めず,気道確保は容易と判断したが,麻酔導入時に気管挿管が非常に困難な症例を経験した。最終的にMcGRATH MAC(コヴィディエンジャパン,東京)による喉頭展開下に気管支ファイバースコープガイド下経口挿管を施行した。予期せぬ気道確保困難に遭遇する可能性があるため,日ごろから,さまざまな気道管理法に精通する必要がある。
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