投稿論文 症例
耳下腺脂肪腫の1例
佐々木 健介
1
,
清家 卓也
,
柏木 圭介
1徳島赤十字病院 形成外科
キーワード:
耳下腺腫瘍
,
脂肪腫
,
超音波診断
Keyword:
Lipoma
,
Ultrasonography
,
Parotid Neoplasms
pp.240-245
発行日 2022年2月10日
Published Date 2022/2/10
DOI https://doi.org/10.18916/J00398.2022163891
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症例は30歳男性で、6ヵ月前より徐々に増大した右耳垂後方皮下腫瘤の精査目的で当科紹介となった。初診時、右耳垂後方に20×15mmの可動性良好な皮下腫瘤を認め、エコー所見より表皮嚢腫、脂肪腫などの耳下腺外皮下腫瘍を考え、局所麻酔下で腫瘍摘出術を行った。病理組織学的に耳下腺脂肪腫と診断され、術後3ヵ月の時点で腫瘍の再発はみられず、良好に経過している。
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