特集 肥満と産婦人科疾患―最新知見と実践アプローチ
Ⅲ.肥満患者への対策
2.肥満患者への鏡視下手術
近藤 英司
1
E. Kondo
1
1三重大学大学院医学系研究科産科婦人科学(教授)
pp.237-242
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003758
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肥満者は世界的に増加しており,わが国においても増加傾向である。肥満は子宮体癌のリスク因子であり,がん関連死亡率および全死因死亡率も増加させる。子宮体癌においてはⅠ~Ⅱ期の早期で診断される患者が全患者の75%であり,上記の理由により肥満合併患者が多いことからまずは術野の視認性,出血量の減少,術後疼痛の軽減,術後合併症の減少,入院期間の短縮のメリットから鏡視下手術を選択することが多い。今回は肥満患者への鏡視下手術における工夫を述べる。

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