特集 婦人科ロボット支援手術コンパクトマニュアル
肥満症例への対応
近藤 英司
1
,
池田 智明
1三重大学 医学部産科婦人科教室
キーワード:
吸入麻酔
,
硬膜外麻酔
,
子宮内膜腫瘍
,
術後管理
,
術前管理
,
Desflurane
,
手術時体位
,
肥満症
,
ロボット手術
,
トロカール
Keyword:
Obesity, Morbid
,
Endometrial Neoplasms
,
Desflurane
,
Postoperative Care
,
Surgical Instruments
,
Anesthesia, Epidural
,
Anesthesia, Inhalation
,
Preoperative Care
,
Robotic Surgical Procedures
pp.323-327
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2020163534
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肥満症例に対する最小侵襲手術(minimally invasive surgery:MIS)は開腹手術に比べて、入院期間の短縮、創部感染の減少、術後発熱の減少、敗血症の減少などが報告されている。また既往として健常者に比べ、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)、肥満低換気症候群(OHS)、高血圧、糖尿病、メタボリックシンドローム、腎障害のリスクが高く、術前に循環器・呼吸器などを慎重に検査すべきであり、術中・術後の無気肺・低酸素症に注意が必要である。
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