特集 産婦人科医が知っておくべき疼痛管理のコツ
Ⅲ.無痛分娩
3.特殊な状況での無痛分娩(双胎,早産児,死産など)
村越 毅
1
T. Murakoshi
1
1聖隷浜松病総合周産期母子医療センター(産科部長)
pp.293-296
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003335
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・特殊な状況(双胎,早産児,死産など)における産痛緩和(無痛分娩)においても,提供する無痛分娩の方法は通常の経腟分娩におけるものと原則的に変わらない。
・分娩方法を選択するときの1つの追加手段として捉え,無痛分娩を選択しても産科的な分娩管理を変えることはしない。
・死産においては無痛分娩をグリーフケアの一環としてとらえ,産婦の精神面でのケアを十分行う。

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