2．無痛分娩（計画分娩）

わが国の無痛分娩のニーズは増加しており，安全な無痛分娩の普及が望まれる。計画無痛分娩は，分娩誘発の医療介入を要するが，マンパワーがある時間帯での麻酔導入や無痛分娩管理，分娩のタイミングの集約化が可能な方法である。安全な計画無痛分娩の実施には，産婦人科医，麻酔科医，助産師が麻酔や分娩を熟知し，円滑に連携して，無痛管理や麻酔合併症への対応，分娩管理に臨むことが重要である。