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傍頸管ブロックを極める 第2回 傍頸管ブロックの実際―手技のコツや注意点
中山 敏男
1,2,3
T. Nakayama
1,2,3
1医療法人財団順和会山王病院(副院長)
2同 女性医療センター産科・婦人科部門(部長)
3国際医療福祉大学臨床医学研究センター(准教授)
pp.1569-1574
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003215
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本稿では傍頸管ブロックの実際について,手技の細かい点やコツなどとともに注意すべき点について述べる。穿刺箇所や深度,使用する薬剤については様々なバリエーションがあり統一されたものがないが,どのような手順で行うかを実際の写真やイラストなどを用いて理解が深められるよう示した。またこれらを熟知したうえでシミュレーショントレーニングをすることで,より安全で確実なブロックができると考える。副作用や合併症についてもしっかり理解したうえで安全な手技ができる一助になれば幸いである。
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