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障がいがある女性と産婦人科医療―配慮を必要とする女性をどうサポートするか? 第2回 性と子育てへの支援
橋本 洋之
1
H. Hashimoto
1
1はしもとクリニック(院長)
pp.481-484
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000002953
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障がいがある女性がセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)を実現するための障壁として,性的虐待を受けやすい,性教育が受けられない,家族や医療従事者,支援スタッフが本人の恋愛,性生活,妊娠,出産,子育に対して消極的,制度としての子育ての支援サービスが不十分,などがある。これらの障壁を取り除くことは決して簡単なことではないが,障がいがある人が暮らしやすい社会を作ることは,それ以外の人々が暮らしやすい社会をつくることにもつながる。
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