特集 発生から紐解く 胎児超音波診断アトラス [Web動画付]
第4章 心臓以外の超音波検査
7.腹壁の異常
-a.臍帯ヘルニア,腹壁破裂
髙橋 健
1
,
佐村 修
1
K. Takahashi
1
,
O. Samura
1
1東京慈恵会医科大学産婦人科学講座
pp.1473-1476
発行日 2020年11月30日
Published Date 2020/11/30
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001530
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超音波機器が高性能になったことにより,妊娠初期に胎児の大きな形態学的異常を診断することが可能になった。致死的で予後不良な胎児疾患も含まれており,妊娠初期に診断することには大きな意義がある。妊娠初期に超音波断層法を用いて観察可能な胎児形態異常には様々な種類があるが1),代表的な腹部の疾患には臍帯ヘルニアと腹壁破裂がある。
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