臨床経験
HC-Forumサイトが染色体均衡型構造異常保因者不育症夫婦のリスク評価に関して残した大きな貢献
遠藤 俊明
1,2
,
馬場 剛
1
,
久野 芳佳
1
,
森下 美幸
1
,
本間 寛之
3
,
逸見 博文
4
,
木谷 保
2
,
金谷 美加
5
,
藤井 美穂
6
,
尾崎 守
7
,
倉橋 浩樹
8
,
齋藤 豪
1
T. Endo
1,2
,
T. Baba
1
,
Y. Kuno
1
,
M. Morishita
1
,
H. Honma
3
,
H. Henmi
4
,
T. Kiya
2
,
M. Kanaya
5
,
M. Fujii
6
,
M. Ozaki
7
,
H. Kurahashi
8
,
T. Saito
1
1札幌医科大学産婦人科
2エナ麻生ARTクリニック
3さっぽろARTクリニック
4斗南病院産婦人科
5美加レディースクリニック
6時計台記念クリニック女性総合診療センター
7金沢医科大学総合医学研究所先端医療研究領域
8藤田医科大学総合医学研究所分子遺伝学研究部門
pp.1493-1501
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001099
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染色体の均衡型構造異常(均衡型相互転座,腕間逆位)の保因者夫婦にとって,不均衡型構造異常のリスクは求められる情報ではあるが,その推定は容易ではない。そのなかでHC-Forumサイトは最も簡便なツールであった。これまで多大な貢献をしてきたが,閉鎖された今後も利用の仕方によっては一定の役目を果たす可能性がある。ただ,HC-Forumのバージョンアップしたサイト,あるいはHC-Forumを超える別の有用なサイトの立ち上げが熱望されている。
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