特集 外陰疾患を極める
7.外陰部腫瘤 ①
合阪 幸三
1
K. Aisaka
1
1浜田病院産婦人科
pp.1123-1126
発行日 2019年8月1日
Published Date 2019/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001000
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外陰部の腫瘤性病変は,患者自身も病変をすぐに自覚することから婦人科外来でしばしば遭遇する疾患である。炎症を伴って痛みがある場合は,切開排膿などの応急処置が必要となるが,腫瘤のみで症状がほとんどない症例に対して,簡単に穿刺排液の処置を行うと再発をきたし,慢性的な経過を取ることも少なくない。本稿では,外陰部の腫瘤性病変の取り扱いについて詳述する。
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