特集 骨盤臓器脱の治療法up to date
総論
3.保存的治療
-―骨盤底筋トレーニング・体操教室―
山北 康介
1
K. Yamakita
1
1名鉄病院リハビリテーション科
pp.135-139
発行日 2018年2月1日
Published Date 2018/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000335
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骨盤臓器脱とは,骨盤底支持組織の脆弱化により骨盤内臓器が腟内に下垂,あるいは腟外に脱出してくる疾患,尿道瘤,膀胱瘤,子宮脱,直腸瘤,小腸瘤の総称である。骨盤臓器脱治療のファーストチョイスは手術療法であるが,軽度の骨盤臓器脱に対しては,保存療法の一環として骨盤底筋トレーニングが挙げられる。今回は,当院で実施している骨盤底筋体操教室でのトレーニングを紹介し,問題点の提示も行う。
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