診療
当院における術後回復能力強化プログラム(ERAS)導入とその効果
勢多 真理子
1
,
吉田 光代
1
,
保谷 茉莉
1
,
大野 珠美
1
,
上原 ゆり子
1
,
山田 陽子
1
,
五味淵 秀人
1
M. Seta
1
,
M. Yoshida
1
,
M. Hoya
1
,
T. Oono
1
,
Y. Uehara
1
,
Y. Yamada
1
,
H. Gomibuchi
1
1河北総合病院産婦人科
pp.93-97
発行日 2018年1月1日
Published Date 2018/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000318
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ERAS(enhanced recovery after surgery)は周術期の術後早期回復プログラムである。当院では2015年から婦人科全手術症例に対し導入してきた。具体的な取り組みとして術前の腸管処置や術前輸液の中止,絶飲食の緩和,術後の嘔気対策,早期離床対策などに重きを置いた。開腹手術,腹腔鏡下手術における導入前後における効果の検討結果を提示する。ERASはチーム医療のもとに行っていく患者の満足度を上げるプログラムであり今後も改善点を模索しながら継続していきたいと考える。
Copyright © 2018, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.