診療
円錐切除後妊娠の管理についての検討
葛西 真由美
1
,
海道 善隆
1
,
高田 杏奈
1
,
三浦 史晴
1
,
鈴木 博
1
1岩手県立中央病院産婦人科
pp.1047-1050
発行日 2017年8月1日
Published Date 2017/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000095
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子宮頸部上皮内腫瘍および初期病変の診断・治療の目的での子宮頸部円錐切除術は増加しているなかで,その後の妊娠症例は流早産のハイリスクである。子宮頸管の短縮とともに頸管炎の発症がその原因とされる。しかしその妊娠管理法については,いまだ確立されていない。当科における円錐切除後妊娠の経過を検討するとともに,その成績をもとに妊娠管理を行うことにより,早産率が減少してきたのでその成績を報告する。
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