トピックス
一診療所における乳児の「頭の形」外来について
倉田 さつき
1
1くらたこどもクリニック
pp.467-471
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003023
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
当院を予防接種または感冒などで受診した乳児の頭の形の計測を行った.斜頭変形の指標であるcranial asymmetry(CA)は平均5.8~6.9mmで,生後5か月がピークであった.生後5か月以降,CAが6未満の児は少しずつ増加がみられた.また,各月齢にCAが17以上の児は存在した.斜頭症の乳児については,経過を観察するとともに全体的な発達のチェックが必要である.
Copyright © 2024, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.