境界領域 整形外科から
所謂先天性負荷性變形を説く
岩原 寅猪
1
1慶應義塾大學
pp.157-162
発行日 1950年4月10日
Published Date 1950/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409200339
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
母胎内に於ける負荷によつて先天性に起ると考えられる變形を先天性負荷性變形といい先天性筋性斜頸,先天性股關節脱臼及び先天性内反足等はその代表的なものである.これ等の變形は先天性なるが故に整形外科は勿論産婦人科,小兒科にまたがる境域疾患をなし,殊に産婦人科家には特別の關係がある.ここにこの變形の概略を説敍して産科家の理解と協力とを得る一助としたい.
Copyright © 1950, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.