特集 近未来の小児科のあり方・これからの展望
Ⅳ 新生児医療
19.NICUと地域周産期医療体制
松永 雅道
1
,
和田 雅樹
2
1長岡赤十字病院新生児科
2新潟県福祉保健部参事
キーワード:
周産期医療協議会
,
周産期医療体制整備計画
,
周産期母子医療センター
,
災害時小児周産期リエゾン
,
第8次医療計画
Keyword:
周産期医療協議会
,
周産期医療体制整備計画
,
周産期母子医療センター
,
災害時小児周産期リエゾン
,
第8次医療計画
pp.1572-1579
発行日 2022年12月20日
Published Date 2022/12/20
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000002421
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周産期医療体制の整備は,周産期医療対策事業のもと,都道府県を主体として,周産期医療協議会の提案,意見により,総合周産期母子医療センターの指定,地域周産期母子医療センターの認定が行われ,周産期医療体制整備計画が練られることなどより始まる.各々の周産期母子医療センターでは,救急救命センター,精神科など,関連各科と連携し,災害拠点としての役割も担いながら,周産期医療情報システムなどを駆使し,さまざまな搬送システム,コーディネーター,臨床心理士などとともに,周産期医療を行っている.体制の整備は,戦後間もなくより少しずつ始められており,現在に至り,これからも続いていく.
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