特集 小児のための医薬品開発の現状と課題
2.小児医薬品開発ネットワーク支援事業の概要
中村 秀文
1
,
飯島 一誠
2
1国立成育医療研究センター研究開発監理部
2兵庫県立こども病院
キーワード:
医薬品
,
研究開発
,
小児医薬品開発ネットワーク
,
小児治験ネットワーク
Keyword:
医薬品
,
研究開発
,
小児医薬品開発ネットワーク
,
小児治験ネットワーク
pp.375-381
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000002125
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日本小児科学会は,日本医療研究開発機構(AMED)の研究として「小児医薬品開発ネットワーク」を組織し,2020年からは厚生労働省の補助事業として活動を展開している.日本小児科学会が中心となり,分科会や関連学会と協同でネットワークを組織し,製薬企業が開発を目指す,あるいは治験実施中の医薬品について,選抜された専門家が企業の治験実施の支援・協力を行い,わが国における小児医薬品開発の推進を目指している.小児治験実施のプラットフォームである小児治験ネットワークとも連携し,専門医と経験豊富な小児臨床研究コーディネーターが連携して実践的なアドバイスを行っている.今後,さらなる活動拡大に向けて働きかけを続けていきたい.
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