Japanese
English
◆紹介
形状記憶合金を用いた手袋型スプリントの開発
Development of Shape Memory Alloy-made Splints
藤井 佳恵
1
,
中島 清見
2
,
藤井 孝子
3
Yoshie Fujii
1
,
Kiyomi Nakashima
2
,
Takako Fujii
3
1国立療養所畑賀病院
2西城町立西城病院
3株式会社ワコール:人間科学製品開発センター
1National Hataka Hospital
2Chouritu Saijou Hospital
3Wacoal Corp. Human Science R&D Center
キーワード:
形状記憶合金
,
スプリント
,
研究開発
Keyword:
形状記憶合金
,
スプリント
,
研究開発
pp.311-313
発行日 1992年8月15日
Published Date 1992/8/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- サイト内被引用 Cited by
要旨:我々は,手指を伸展する筋肉の麻痺に対して人間工学の立場から埋あ込み式人工筋肉を開発し,その研究過程の試みとして,形状記憶合金(SMA)とシリコンを用いた手袋型スプリントを試作した.
その結果,このスプリントは手関節を含む障害に対して問題点が残されているものの,手のスプリントとしての有効性は認められた.さらに,形状記憶合金のバネ力とリニアリティおよびシリコンシートの滑車効果は,作業療法の臨床場面において様々なスプリントに応用可能と考えられる.
Copyright © 1992, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.