特集 クリニックにおける乳幼児喘息のプライマリ・ケア
5.乳幼児喘息の生活支援
椿 俊和
1
,
笹本 明義
2
1医療法人社団武光会つばきこどもクリニック
2医療法人社団武光会成城ささもと小児科アレルギー科
キーワード:
乳幼児喘息
,
生活支援
,
ダニ
,
受動喫煙
,
ペット
Keyword:
乳幼児喘息
,
生活支援
,
ダニ
,
受動喫煙
,
ペット
pp.1281-1285
発行日 2018年8月1日
Published Date 2018/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000000567
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小児における喘息の約60%は2歳までに発症するが,早期介入により予後の改善が期待されるため,プライマリ・ケア医の役割は重要である.そのために日常生活の支援として,吸入アレルゲンの環境調整や室内空気・大気汚染などへの対応は,基礎的で,かつ必要不可欠な要素となってくるので,ポイントをつかんで個々の患者の生活様式にあった支援をしていくことが何より重要であり,そのためには,小児アレルギーエデュケーターを含めた医療者全体での継続的な支援が必要である.
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