Japanese
English
第1土曜特集 喘息の発症メカニズムと治療・管理
疫学,遺伝,発症予防
喘息の発症予防
Prevention of asthma
吉原 重美
1
Shigemi YOSHIHARA
1
1獨協医科大学医学部小児科学
キーワード:
気管支喘息
,
発症予防
,
ウイルス感染
,
受動喫煙
,
パリビズマブ
Keyword:
気管支喘息
,
発症予防
,
ウイルス感染
,
受動喫煙
,
パリビズマブ
pp.14-19
発行日 2022年4月2日
Published Date 2022/4/2
DOI https://doi.org/10.32118/ayu2810114
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本稿では,喘息の発症を予防するために,喘息の発症危険因子である個体因子と環境因子について概説した.とくに環境因子において,喘息の発症と関連の高いダニアレルゲンや喫煙に対する環境整備の必要性やヒトRSウイルス(RSV)モノクローナル抗体(パリビズマブ)投与による気道RSV感染阻止の喘息発症予防効果について言及した.さらに,喘息発症予防には乳幼児期早期の気道収縮の可逆性を鑑別できる肺音検査が重要である.
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