特集 小児科医のための新しい画像診断の知識
4.胎児3D・4D心臓超音波検査
前野 泰樹
1
1久留米大学医学部小児科,聖マリア病院新生児科
キーワード:
3D・4D胎児心臓超音波検査
,
平行多断面表示
,
bi-plane表示
,
volume rendering画像
Keyword:
3D・4D胎児心臓超音波検査
,
平行多断面表示
,
bi-plane表示
,
volume rendering画像
pp.995-1001
発行日 2018年6月1日
Published Date 2018/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000000509
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胎児心臓超音波検査においても,STIC法,さらに立体情報を収集できる新しいプローブの開発により,3Dおよび4D画像診断が発展してきた.立体的な超音波画像データは,平行多断面表示,直行3断面表示やbi-plane表示,さらにはvolume renderingによる立体構築等の実用的な表示方法が開発され,臨床的に使用しやすくなっている.この新しい手法により,より正確な診断や,医療スタッフや家族へのわかりやすい情報提供が可能となり,さらに胎児心臓病医療に重要なスクリーニング率の向上にもつながるものと期待されている.
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