今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント
妊娠中後期
5.3D/4D超音波検査の活用
髙木 紀美代
1
,
吉田 志朗
1
1長野県立こども病院産科
pp.662-669
発行日 2015年7月10日
Published Date 2015/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208475
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●従来から使用されている2D超音波画像は縦(深さ)と横(左右)のデータから平面画像を構築するが,3D超音波画像は2Dの画像に前後(奥行)のデータを追加することにより,立体的,3次元的に画像を構築するものである.
●4D超音波検査は,3Dのデータを取り込み,瞬時に3次元表示することにより画像の時間的な変化を観察できる技術である.
●2D超音波検査は画像として保存されるが,3D/4D超音波検査はデータセットとして保存されるため,検査終了後に任意の断面での画像の描出や物体の表面の描出,また計測も可能である.
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