特集 発達障害―小児科での具体的な診かたと多職種連携
4.チックとTourette症候群への対応
星加 明德
1
,
三輪 あつみ
2
,
山中 奈緒子
3
,
荒田 美影
3
,
海老原 亜貴子
3
,
河島 尚志
3
,
飯山 道朗
4
1北新宿ガーデンクリニック
2新座志木中央総合病院小児科
3東京医科大学病院小児科
4小児科いいやま医院
キーワード:
チック
,
Tourette症候群
,
小児
,
注意欠如多動症
,
自閉スペクトラム症
Keyword:
チック
,
Tourette症候群
,
小児
,
注意欠如多動症
,
自閉スペクトラム症
pp.843-848
発行日 2018年5月1日
Published Date 2018/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000000476
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筆者のTourette症候群の診療経験から,受診初期および経過中の対応と薬物治療の要点を述べた.チックを主訴に小児科を受診する症例は受診時がチックの最強点で,その後は自然経過で軽減して良好な経過をたどることが多く,心理教育や環境調整での対応が中心となり,服薬が必要だったのは半数以下であった.
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