症例
環軸椎回旋位固定を合併した川崎病の7歳男児例
久保 裕
1
,
松尾 憲典
1
,
伊藤 育世
1
,
藤木 敦
1
,
上原 久輝
1
,
高岡 正明
1
,
近江園 善一
1
,
石丸 庸介
1
1石鎚会田辺中央病院小児科
キーワード:
環軸椎回旋位固定
,
川崎病
,
斜頚
,
頚部リンパ節炎
,
3DCT
Keyword:
環軸椎回旋位固定
,
川崎病
,
斜頚
,
頚部リンパ節炎
,
3DCT
pp.331-335
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000000378
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川崎病は中型動脈を主座とする原因不明の血管炎であり,多彩な合併症が報告されている.しかしながら川崎病に合併する環軸椎回旋位固定(atlanto-axial rotatory fixation:AARF)の報告は従来比較的まれであり,小児科医の認知度も高いとはいえなかった.徐々にAARF合併例の報告が散見されるようにはなった1)~7)が,その臨床的特徴についてはいまだ不明な点が多い.
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