症例
家族の分離が長期に及んだ性的虐待による若年妊娠の1例
宮武 瑛里
1,2
,
妹尾 祥平
1
,
森川 哲行
1
,
鈴木 真理
1
,
緒方 大輔
1
,
清水 寛之
1
,
佐藤 明弘
1
,
四家 達彦
1
,
山下 行雄
1
,
石原 淳
1
1横浜市立市民病院小児科
2静岡赤十字病院小児科
キーワード:
若年妊娠
,
児童相談所
,
性的虐待
,
多職種連携
Keyword:
若年妊娠
,
児童相談所
,
性的虐待
,
多職種連携
pp.327-329
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000000377
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全国の児童相談所での虐待対応件数は年々増加しており,平成27年度の速報値では10万件を超えている1).そのなかでも性的虐待は第三者による早期発見は難しいとされており,報告件数全体のうち5%にも満たないのが現状である.今回,妊娠の診断を契機に家族からの性的虐待が発覚し,児童相談所と連携して母児の保護に努めたが自宅帰宅可能となるのに日数を要した症例を経験した.
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