症例
2 カ月齢の川崎病3例の経験
横山 宏司
1
,
水野 真介
1
,
額田 貴之
1
,
深尾 大輔
1
,
杉峰 啓憲
1
,
池田 由香
1
,
原 茂登
1
,
平海 良美
1
,
濱畑 啓悟
1
,
吉田 晃
1
1日本赤十字社和歌山医療センター小児科部
キーワード:
川崎病
,
不明熱
,
血漿交換
,
超音波検査
Keyword:
川崎病
,
不明熱
,
血漿交換
,
超音波検査
pp.1589-1594
発行日 2017年11月1日
Published Date 2017/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000000244
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
小児の血管炎のなかでもっとも頻度の高い疾病は川崎病(Kawasaki disease:KD)である.KD は主として乳幼児が罹患する疾病であるが,年齢別の分布において,2 カ月齢以下の症例は2013〜2014 年2 年間の全国における報告例31,675 例のなかで482 症例に過ぎない1).全年齢分布のなかで1.5%を占めるこの低月齢のKD症例を3 例経験した.これらの症例から小児科医が再認識しておくべき点について記載する.
Copyright © 2017, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.