最近の外国業績より
消化器
pp.1595-1598
発行日 2017年11月1日
Published Date 2017/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000000245
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背景:過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome:IBS)は炎症を伴わない腸管機能障害であり,先進国での罹患率は約10〜15%といわれている.うつ病や不安神経症,片頭痛などにしばしば合併する.成人のIBS ではビタミンD 欠乏症の有病率が高いことが知られており,IBS にビタミンD を投与するとQOL の向上が見込めることが報告された.小児期のIBS でのビタミンD の状況を述べた報告はない.今回小児期IBS でのビタミンD の状況を評価した.
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