Japanese
English
症例
3歳児の外側円板状半月ロッキングに対し半月形成縫合術を行った1例
A case of meniscal repair performed for discoid lateral meniscal locking in a 3–year–old child
宮下 賢
1
,
松村 崇史
2
,
神谷 智昭
3
,
森 勇太
2
,
寺本 篤史
1
Ken MIYASHITA
1
,
Takashi MATSUMURA
2
,
Tomoaki KAMIYA
3
1札幌医科大学医学部,整形外科
2帯広協会病院,整形外科
3市立千歳市民病院,整形外科
キーワード:
Discoid lateral meniscus
,
3–year–old child
,
MRI
Keyword:
Discoid lateral meniscus
,
3–year–old child
,
MRI
pp.1105-1109
発行日 2024年8月1日
Published Date 2024/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003102
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要旨:小児の外側円板状半月(DLM)障害に対して形成的部分切除や縫合による温存術が推奨されている。切除後の半月の機能低下が問題となることがあり,報告が散見される。本症例では,3歳児のDLMロッキングに対して半月形成縫合術を行い,良好な整復位,固定性が得られた。3歳以下のDLMロッキングは非常にまれであり,今後の長期経過観察が必要であるが,半月形成縫合術は,半月機能温存のため有効な治療法であると考えられる。
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